やる気なし経営者の方から、こんなことをよく言われます。

 

「社員は思うように動いてくれない」

 

 

この「社員が思うように動いてくれない」という悩みは、多くの経営者の口から聞いてきました。

 

でも、そんなのは当たり前です。

 

当たり前?なぜ??って思うのではないでしょうか。

 

その理由を説明するまえに、ひとつだけ、質問させてください。

 

あなたは、自分自身を完全にコントールできていますか?

・お酒を飲みすぎたりしませんか?

・ダイエットで挫折したことはありませんか?

・分かっちゃいるけど辞められないなんてことはありませんか?

 

こうやって考えると、自分自身ですらコントロールできていないのではないでしょうか。

 

そもそも、自分を完全にコントロールすることすら難しいのに、他人を思うようにコントールできるはずがありません。

 

「分かっちゃいるけど辞められない」という言葉があるように、人は理屈では動かないのです。

 

では、人を動かすことはできないの?

 

そんなことはありません。

 

確かに、人は理屈では動かすことはできません。

 

でも、他のものでは動かすことができます。

 

「他のもの?どうせお金しかないんじゃないの?」

 

そんな声が聞こえてきそうですが、その答えは間違いです。

 

お金が動機づけにつながらないことは、既に「ハーズバーグの二要因理論(動機付け・衛生理論)」で証明されています。

 

この理論の詳細な説明は、別の記事で行うことにしますが、お金が動機づけにつながらないなら、いったい何が動機づけにつながるのでしょうか?

 

実は、その別のものというのはたくさん(具体的には10個の要素が)あります。

 

これを具体的に説明すると大変なので、一言でまとめると

 

「人は理屈で動かすことはできないが、感情では動かすことができる」

 

という感じでしょうか。

 

では、どういったものを使って、どういった感情で動かすのでしょうか?

 

その答えは

 

「会社によって違います」

 

なぜなら、会社によって環境、働く人たちの性別・年齢・職種が全く異なるので、その会社では、やる気につながる10要素の何が足りていて、何が足りないのかが異なるのです。

 

 

そして、そこで問題が発生します。

 

最初の経営者のセリフを思い出してください。

 

「こんなに頑張ってるのに、社員は私が思うように動いてくれない」

 

こういうセリフが出るということは

 

・社員が何に満足しているのか分かってない

・社員が何に不満を持っているのか分かってない

・何が社員のやる気につながる分かってない

 

ということです。

 

今の会社の状況を、分かりやすく人で例えてみましょう。

体の調子が悪くて全身がだるい人がいたとします。

 

・何かの病気かな?

・薬を飲むなり、治療をするなりして治したい。

・でも、原因が分からない。

・だからどんな治療をしたらよいか分からない。

 

こんな状態です。

 

こんな時、普通ならどうしますか?

 

そう、病院に行って検査をしてもらって、どこが悪いのかはっきりさせることです。

 

どこが悪いかはっきりすれば、効果的な治療をすることができます。

 

会社だって全く同じです。

 

どこが悪いのかが分からないのなら、検査をして悪いところをはっきりさせればいいんです。

 

悪いところが分かれば、効果的な対策をとることができます。

 

やる気アップそのため、まずは会社の健康診断である「社員満足度診断」を行うことをおすすめします。

満足な点、不満足な点、どの要素が満たされていて、どの要素が満たされていないのか。

 

これらを明確にして、必要な対策を取ることで、社員のやる気と生産性をアップさせ、会社の経営改善につなげるというのがベストな選択肢だと考えます。